2016年11月8日火曜日

普通の自転車を組む

博多駅前で、大穴が開いて大変なことになっていますが、

わたしにできることはないので、チマチマとブログを書いてみます。


代車に使えるような自転車をつくりました。

スタンドやキャリア、泥よけのステーなど、さびたパーツは、

メッキではなく塗装されていたので、サビ処理をしました。

具体的には、ワイヤブラシをかけた後、サビ転換剤で処理、下塗りをした後に黒塗装です。

赤サビに転換剤を塗ると黒っぽくなります

処理して黒くなった ”元赤サビ”

下塗りをしたところ、この後、黒塗装しました


時々、お客さんから「錆びた部分は、どうしたらいいんですか?」

とか、

「ホームセンターのサビとり剤でとれますか?」

と訊かれます。

”金属の地肌”+ ”水分”+ ”酸素” の三条件が揃うと錆びるので、

(温度も関係していると感じますが、ココでは触れずにおきます)


金属の表面を塗装やメッキで覆ってしまって、水や空気に触れないようにしてやれば、いいわけです。

(水分や酸素を無くす事は出来ないので)

単にサビ落としだけを頑張った場合、結果的にはより酷く錆びて大後悔、というケースもあります。

サビを落とした後の事も考えて、作業にかかるのが良いと思います。

(錆びないステンレス製に交換する方法もあります)