昨日、ビアンキのクロスバイク事故の裁判が和解にいたったというニュースをみました。
まとめサイト
自転車の構造や製造責任の所在、ユーザーのメンテナンスなど、考えるべきポイント、山盛りです。
2010年、TBSの報道特集でこの事故の裁判が報じられたころ、
よく似たクロスバイクをお預かりして整備していました。
以下は、2010年の画像です スプリングとゴムが、それぞれ左右に入っています
サスのつくりからして、ばらすのは、気が進まなかったのですが、
重大事故のリスクがある同型サスであり、放置は出来ません。
分解して内部を確認した。結果、サビは皆無、グリスが古くなっているだけで、問題なし。
清掃して、グリスまみれにして組みなおし、終了。
当時、自転車は流行っていましたが、
メンテナンスへの関心は、低いので、事故は増えるだろう、と考えていました。
残念ですが、状況はいまも変わりません。
自転車を買う方が、自分にフィットする良い製品を選べれば良いのですが、
それが出来ている方は、実に少ないです。
興味がある人は、上のまとめサイトを見て観て下さい。
自分にふさわしい自転車を選ぶヒントは、たくさんありますよ。